酒船石あたりを散歩

12月13日

 酒船石のあたりに行った。曇り空であったが、暖かく散歩日和だった。

 酒船石は、小高い丘の上にあるが、ちょうど階段を登る手前に案内のボランティアの方がおられ、いろんな話が聞けた。

 酒船石の近くには、平成になってから発見された石積みの遺構や古い石塀の一部が残っている。一帯を酒船石遺跡と呼ぶこともあるらしいが、呼び名はまだ定まっていないとのことだった。

 また、それぞれの遺跡が、何の為のものであるかも諸説があって定まっていない。ただ、それぞれが古代の人々の生活を伺わせるもので興味深かった。

 階段を登って酒船石のある所に。酒船石は、5メートル程もある大きな石で、上部に模様が彫られている。酒造りの為のもの、ともいわれているが、そうとも見えない不思議な印象でした。

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番外編です。

 近鉄八木駅から1〜2分の所に、Ripenというオムライス屋さんがあります。知り合いがやってます。

 いろんなソースがありますが、それぞれのソースとマッチするように、美味しく味付けされてます。サラダ、コーヒー付きで650円です。

 写真をアップしておきます。

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板蓋宮跡

 12月3日、本日は板蓋宮跡(飛鳥宮跡)に。

 明日香村の愛好家の方によると、レベル1となっている。私は、初めてだけど、ずいぶん有名な所。

 役場の方の説明によると、

 板蓋宮跡というのは、いわぱ天皇または豪族の宮殿の跡で、日本で初めての都があったところ。

 また、中大兄皇子蘇我氏と戦った有名な大化の改新乙巳の変)の舞台でもある、とのことであった。

 説明をして下さった方から、宮跡に立って

古代のことを想像すてみるのもいいですよ、と教えてもらった。

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番外編です。

先日、滋賀県まで、メタセコイヤを見に行ってきました。平日なのに人が一杯。車を止めるのも一苦労でした。その時の写真をアップしておきます。

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つぎは、酒船石、鬼の雪隠あたりを予定しています。

 

万葉文化館とくつな石

11月21日

 本日の予定は、万葉文化館〜明日香村役場〜くつな石。

 2時半頃に万葉文化館に到着。

 万葉文化館には、万葉の時代を知るための資料がたくさん揃っている。

 地下には、古代人の生活ぶりがわかるように、土器や工具が展示されている。

 万葉の時代は、1万年以上も続いた縄文時代の末期。古代人が生きてきた長い長い年月が想像できます。

 その後、くつな石を見に行くために、役場に寄って行き方を尋ねた。

 くつな石は、小高い山の上にある、登りは急なので大変です、と教わった。

 それでも頑張って行ってみようと、地図をたよりに出発。

 途中、遊歩道があり、祝戸地区の棚田などを見ることができた。

 しかし、半分ほど行った所で、4時を過ぎているのに気づき、残念だが引き返した。くつな石は、またの機会に行ってみることにした。

※くつな石(ネットの情報)

 昔、石屋が石を取り出そうと、その石に斧を入れたところ、赤い血が流れ出し、中から傷ついた蛇が現れ、その祟りで石屋が亡くなってしまった、という伝説がある石。

(そのうち、是非行ってみたい、と思っています)

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今度は、板蓋宮に行ってみようと思っています。

 

 

 

 

 

 

1万年以上の歳月

万葉集について

11月17日

 近く万葉文化館に行く予定をしているが、その前に、万葉集について少し。

 万葉集には、4000首以上の歌が収められている。それらの歌について、あまり知識はないが、一つ気に入って、記憶に残っている歌がある。 

※お気に入りの歌

〜難波人 葦火たく屋のすしてあれど 己が妻こそ 常めずらしき〜

 この歌は、「自分の妻は、歳とともに、その容貌は衰えてきたけれど、やっぱり自分の妻が一番可愛いな」という気持ちを、葦を燃やして煤けてしまった家を例えにして歌っています。

 7世紀から8世紀の頃というと、衣食住は、現代人には想像もつかない程貧しかった時代。

 おそらく、庶民は生きることに精一杯であったと思われるのに、よくこんな歌が生まれたものだと感心する。

 今も変わらぬ最高の夫婦像ですね。

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近々、万葉文化館に行きます。

 

 

明日香村のおすすめスポット

 明日香村には、古代の香りがするスポットがいくつもある。

 先日、明日香村の愛好家の方に、おすすめスポットについて教えてもらった。

 その方は、認知度レベル毎に、次のようなスポットを推奨された。(レベルが上がるにつれ、マニア向けになります)

(レベル1)

石舞台 亀石 キトラ古墳 高松塚古墳

板蓋宮

(レベル2)

酒船石 鬼の雪隠 マラ石

(レベル3)

くつな石 飛鳥川座宇須多岐比売命神社

(レベル4)

ふぐり山の頂上の岩倉

 以上がおすすめでした。これから、順次行ってみるつもりです。

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 明日香村にある豪邸です。

 

 

 

 

川原寺跡と飛鳥座神社

11月3日

 暖かい秋晴れの日、川原寺跡と飛鳥座神社に行った。

 まずは、川原寺跡に。川原寺は、大和に朝廷があった時代に創建されているが、誰によるものかは、はっきりしないらしい。(お寺の人からは、中大兄皇子によるもの、との説明があったが) 

 もともとは、2つの金堂や五重塔がある大きなお寺であったが、平安時代の末期に火災にあって、今は礎石だけが残っている状態。

 川原寺跡には、弘福寺(ぐふくじ)というこじんまりとしたお寺があり、弘福寺が、今もその礎石などを守っている。弘福寺は、弘法大師に縁があり、また、我が国で初めて写経が行われた所としても知られている。

 

 帰りに、飛鳥座神社にも寄った。飛鳥座神社は、日本書紀などにも出てくる名の知れた神社。古くから、国や飛鳥の民を守る守護神として存在していたようである。

 ちなみに、飛鳥座神社の宮司は、代々、飛鳥という姓の人がつとめているとのことであった。

 さらに追加です。

 知り合いの姉さんが、座神社のおかげて、子どもを授かった、という話があります。

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次は、万葉文化館にいくつもりです。

 

 

橘寺

 10月23日

 この日、午前中は、あいにくの雨模様だったが、午後には雨もやんで、気持ちの良い天気になった。

 県道から橘寺に向かう所に、聖徳太子生誕の地、の碑がある。

 県道を南に折れ、100メートル程の石畳の道を行くと、橘寺に着く。

 橘寺は、聖徳太子が創建した7寺の一つ。

 7世紀に創建されているが、何度か火災にあっていて、現在の建物は、江戸期に再建されたものとのことである。

 本堂には、聖徳太子35歳像が安置されている。残念ながら、写真撮影は禁止。

 聖徳太子像を見た後、境内を散歩。善面と悪面が並んでいる二面石などを見ることができた。

 また、境内には、芙蓉の花が綺麗に咲いていた。お寺の人から、「芙蓉は夏頃から2ヵ月余り咲く、朝咲いて夜には落ちる花が多いが、次々と新しい花が咲く、また、朝咲いた白い花が夕方にはお酒に酔ったようにピンクから赤色に染まる、そのピンクの花を酔芙蓉という」等の話を聞かせてもらった。

 この日は、平日なので人が少なく、天気もよくて、気持ちのいい散歩日和だった。

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 次は、川原寺跡と明日香坐神社に行くつもりです。