犬養孝万葉記念館

2月13日

 この日は、春のように暖かい日だったので、予定はしていなかったが、ぶらっと明日香村に。

 最近、万葉集に興味を持つようになったので、また、犬養孝万葉記念館に行った。

 カフェでコーヒーを飲みながら、万葉集の冊子を購入して、それを見ながらひと時を楽しんだ。

 冊子に書かれていた歌を一首記しておきます。

①「吾をまつと 君がぬれけむ足曳きの 山のしづくにならましものを」

   (石川郎女 いしかわ の いらつめ)

 この歌は、石川郎女大津皇子にあてた歌です。冊子では、「私を待って夜露に濡れてしまったあなた、私はその夜露になりたかったです」という意味と解説されています。

 万葉集には、よくでてくる手法の歌で、文学的な価値は私にはよくわかりませんが、万葉人の心情や恋を楽しんでいた姿が伝わってきます。何よりも素朴な感じがいいですね。

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