犬養孝万葉記念館
1月16日
この日、風もなく暖かかったので、久しぶりに明日香村に行き、犬養万葉記念館を中心に、あちこち散策した。
館の人によると、元号が令和になったので、日本書紀、古事記、万葉集、などが、あらためて読まれるようになり、犬養孝万葉記念館を訪れる人も随分増えたとのことでした。
館内には、犬養先生の本をはじめ、万葉の時代の資料がたくさん揃っています。また、眺めのいい小じんまりしたカフェもあります。
そこでコーヒーを飲んでひと時を過ごしました。
最後に、目についた万葉集の歌を書いておきます。
※作者不詳
「さ檜隈 檜隈川の瀬を速水 君が手を取らば 言寄せむかも」
(檜隈川は、明日香村に流れる小さな川です。その川の辺りを歩く恋人同士の歌。川の流れがはやくて気圧されそうなので、あなたの手を取ろうと思ったが、人の噂になるかも、と躊躇った、という意味の歌です)