限られた生命

32)10月21日 午前中は、朝に便通があり、高熱もでず、比較的調子がよかった。

 3時頃にまた、熱が高くなった。カロナールを飲んでもなかなかきかなかった。

 また、午後は腹部の痛みもあった。体位を変えたり、座薬をいれたりして対処した。

 この頃は、腹部の痛み、背中の痛み、それに発熱の症状があったが、チャーリーは気丈に生きてくれていた。おとうには、痛みはどうしようもなかった。限られた生命なら、しんどい思いはさせたくない、痛みがひどくならないように、と願うだけだった。