2020-06-04 ポート装着 3)9月10日 9月8日に入院し、10日に高濃度点滴をするためのポートを装着した。 チャーリーもおとうも高濃度点滴によって体力が回復し、再び抗がん剤が服用できるようにと願っていた。高濃度点滴に期待するしかない状態だった。 術後、右胸のポートの部分を大切そうにそっと押さえていた姿が思い浮かぶ。 5年余にわたる闘病生活の小さな再スタートの日だった。 チャーリーは、もともと甘えん坊な面があったが、この頃から自分でできることが少なくなり、「おとう、おとう」と甘えてくるようになった。