21）10月5日 娘が休みで家にいたので、3人で生協に買い物に行った。 買い物途中で、チョコレートを見に行った時に、好きなチョコレートが無いと言って子どものように泣いた。おとうが探していいの買ってくる、と約束すると泣きやんでくれた。 チャーリーは、…

20）10月3日 昨日の夜に飲んだマグニットが多かったのか便がゆるくなった。そんな時、たまに失敗もしたが、おとうは、要領よく処理ができるようになっていた。 チャーリーは、綺麗好きだったので、いつも少しの汚れも残さないように念入りに体を拭いた。 こ…

19）10月2日 退院15日目。朝になっても熱が下がらなかった。薬を飲んでもらい下がるのをまった。2人とも朝ご飯抜き。 午後、少し熱が下がった。 座薬の効果で便通もあった。その後、腹部の痛みは軽減した。 夜はお好み焼きを少し食べた。熱の影響か機嫌よく…

18）10月1日 お昼、チャーリーから、カレーうどんが食べたい、とリクエストがあった。おとうが、レトルトのカレーでつくった。うまくできなかったが、それでもおいしい、と言って食べてくれた。 3時頃からまた熱が上がった。往診医からもらっていた座薬と解…

17）9月30日 朝から体調がよく、いろんな話ができた。 昨年までは、チャーリーとおとうは、お正月に近くの橿原神宮に初詣に行った後、法善寺さんやお初天神によくお詣りにいった。おとうは、特に法善寺さんがお気に入りで、2人でよく近くにある夫婦善哉とい…

16）9月29日 昨夜は、ほぼ1時間おきにトイレに行った。 おとうは、退院直後は、腰痛がでてロキソニンを飲みながら介護をしていたが、この頃には少し良くなってきていた。 この日は、朝から比較的調子がよかった。お昼はチャーリーのリクエストで明石焼きにし…

15）9月28日 朝、熱はなく、食欲もあった。娘が休みだったので、車椅子で生協に買い物に行った。チャーリーは、買い物好きで、この日も果物を買ったり、おとうの好きなお菓子を選んでくれたりした。 帰りがけに、藤原旧跡の近くのコスモスを見に行った。チャ…

14） 9月27日 この日、血液検査の結果がでた。アルブミンの値が0.2上がっていた。改善の兆しがみえてうれしかった。 午後、ケアマネなどをと会議をした。入浴サービスを利用しては、と提案があったが、チャーリーは、娘とおとうに入れてもらうのがいい、と言…

13）9月26日 この頃からよく高熱が出るようになった。抗菌の点滴をしてもらっていたが、あまり効かなかった。何度も解熱剤を使った。 高熱は体力を奪うので心配であったが、チャーリーは、熱があってもあまりしんどいとは言わず、よくおしゃべりをしてくれた…

12）9月24日 昨夜、チャーリーは、夢うつつの中で、「お母ちゃん」と呟いていた。おとうが、お母ちゃん好きなんやね、会いたいんか」ときくと、「会いたい」と言う。 娘に相談すると、休みをとってばあちゃんとこに連れていくよ、と言ってくれた。 ただ、チ…

11）9月23日 何度もお腹がいたいと訴えるようになった。マグミットの量を調整してのんだり、座薬をいれたりした。 この頃から、昼夜関係なく、1〜2時間ごとに起きるようになった。おとうも、それに合わせて目覚ましをかけるようにして、できるだけチャーリー…

10）9月21日 この日は土曜日で娘が休みだった。娘と孫も一緒のお昼ご飯。この時の楽しそうな動画が残っている。4歳になる孫と、いただきますをしたり、お話をしたり、楽しく過ごせた。孫が生まれた時は、入院による抗がん剤がちょうど終了した時期で、生後1…

⑨ 9月20日 娘が仕事だったので、介護タクシーを使って2人で買い物に行った。 帰りのタクシーを待っている間、チャーリーは、「こんなんになったらあかんな」とポツンと独り言を言った。楽しみにしていた新しい生活が厳しいものであるのを感じているようであ…

⑧ 9月19日 退院2日目。 病院ではあまり眠れなかたのだろう。昨夜は、静かに寝息をたててよく眠っていた。おとうは、主治医から老衰のような状態で、急に心臓がとまってしまうこともある、と聞かされていたのでこのまま心臓がとまってしまうのでは、と気がき…

⑦ 9月18日 体力は戻っていなかったが、ポートも装着でき、在宅でも入院でもよい、という状態になった。おとうは、バルーンをつけているのが可哀想に思え、また、退院すると24時間チャーリーと一緒におれるので、1日も早く退院させたかった。往診の医師の確保…

⑥ 9月17日 退院にあたり、DRより病状の説明があった。 現時点で顕著なのは、体内のたんぱく質の低下。老衰に近い状態で、余命は1ヵ月程度、今後は高濃度点滴で改善を目指すしかない、というものであった。 DRの診断は、おとうの予想よりはるかに厳しいもので…

5） 9月16日 チャーリーは寝ていて、おとうはベッドの側に居た。チャーリーは、目を覚まして、おとうに、「今日の料理は上品な料理やよ」と夢の続きのような話をしてきた。 きっと、おとうに夢の中で料理を作ってくれていたんだと思う。 チャーリーは、料理…

4）9月15日 入院中、おとうは、夜の21時頃まで毎日付き添いをした。 チャーリーは過去に2回手術をしているが、まだ元気だったので、おとうは介護は不慣れだった。 上手く世話ができなくて、「ごめんな」と謝ると、「下手でも一生懸命してくれてるからいいよ…

3）9月10日 9月8日に入院し、10日に高濃度点滴をするためのポートを装着した。 チャーリーもおとうも高濃度点滴によって体力が回復し、再び抗がん剤が服用できるようにと願っていた。高濃度点滴に期待するしかない状態だった。 術後、右胸のポートの部分を大…

2）9月6日 おとうとチャーリーは、よく目的地のないドライブをした。ドライブ中の2人だけの空間。おとうの大好きな時間だった。 この日、夜の10時頃、体調はあまりよくないのに、「ドライブに行きたい」と言いだした。 橿原バイパスを走りに行った。遠くの葛…

1） 2019年9月5日 結婚記念日 1979年、チャーリーとおとうは、信州の教会で2人だけの結婚式をあげた。あれからちょうど40年の歳月が経つ。 今日は結婚記念日。リビングで向かい合って座った。あの日と同じように、朝の陽射しが清々しい。 チャーリーは闘病中…

チャーリーのお友達だった人、夫婦で闘病中の人等に読んでもらえたら嬉しいです。 （2019.9.5.〜2019.12.29の様子を書いていきます） 思い出のガーデンシクラメン 妻（愛称、チャーリー、1952.8.生）の病気の経過 2014.11 胃癌の診断 2015.1 胃を3分の2切除 …